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巨骨(ここつ)穴 [東洋医学]

 今日は巨骨(ここつ)穴です。


 巨骨とは今でいう鎖骨のことを古代では指していたようです。巨という字が、よく大工さんが使っているようなL字型のさしがね(ものさしのようなもの)を意味していて、鎖骨の形状がさしがねに似ているところから由来しているのかもしれません。

巨骨.jpg 
 そういうわけで、この経穴は図のように鎖骨の外側端にあります。


 前回の肩髃穴は肩関節の肩甲骨と上腕骨の隙間にありましたが、今回の巨骨穴は、肩鎖関節の肩甲骨と鎖骨の隙間にあり、大きくとらえると同じ肩関節の一部と考えることができます。


 巨骨穴は、肩こりによく効くツボとしてよく知られています。大腸経の気が前腕、上腕を通って鎖骨をたどって胸鎖関節へ向かうポイントであり、姿勢やバランス、肩の可動性、首~頸椎への影響などの意味でも非常に重要な役割をもっているのです。この巨骨穴にうまく気が流れるようにバランスしてあげることが肩こりなどにも有効です。



L7040035.JPG

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