肺経~気血の流れ [東洋医学]
明日2月20日は金曜日ですが、東洋整体術の研修のためお休みします。普段は営業している金曜日なので、いつも何人かの方にお電話いただいてしまい、申し訳なく思っております。技術の向上にむけて、さらに努力したいと思っておりますのでご期待ください。
さて、引き続き肺経のお話です。ひとつひとつの経穴~ツボのお話に入る前に、もう少し十二正経全体の流れについてのお話におつきあいください。
気血は肺経から呼吸の作用によって全身に流れていくとお話しましたが、気血そのものは、肺が生産しているわけではありません。古典にはこうあります。
「人受気於穀, 穀入於胃, 以傳與肺, 五臓六府, 皆以受気」(黄帝内経 霊枢より)
訳しますと「人は気を穀(飲食物)から受けるのですが、その穀はまず胃に入ります。それから肺に伝わり、さらに五臓六府は皆そこから気を受けるのです」
このように気血は胃(脾臓にも関係してくるのですが、詳しくはまたいずれ・・・)から肺に伝わってくるのですが、脾胃にはそれを全身に送り出す作用がないため、肺に昇ることで全身をめぐっていくことになるのです。このあたりのお話はまた、脾経や胃経のところで触れてみたいと思っています。
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