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花粉症(春の過ごし方~その2) [東洋医学]

 仲町台のショッピングロードのモクレンがついに咲きました。実はこの写真は一日前のものです。忙しくてブログを書く時間がとれませんでした。スミマセン[たらーっ(汗)]昨日一日の陽気で、今日見たらもっとたくさん咲いていました。

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 さて、いろいろな花々が咲き始めて本格的に春到来という感じですが、このところ来院される方も、花粉症に悩まされている人が増えてきましたね。

 かなり前にこのブログでも花粉症には鼻うがいが有効ですと書きましたが(→コチラ)、今日は、先日ここでお話しました、春の過ごし方(→コチラ)を応用して、簡単な東洋医学的な花粉症対策について考えてみましょう。

 
 東洋医学の古典では、春には身心の求めにしたがって活動的に過ごすのがよいとありました。冬までは冬の過ごし方で書いたように(→コチラ)、心や身体は気~エネルギーを失わないように守りの姿勢で過ごしています。春になっても、そのままでいると動きはじめた自然界の旺盛な春の息吹に対応できません。その春の息吹の象徴ともいえるのが、花粉です。


 花粉症の主な症状は鼻水やくしゃみ、目のかゆみですね。東洋医学では鼻の異常は、肺の悪さを反映すると考えられています。肺が本来あるべき熱を失って気~エネルギーの流れが悪くなっていることのあらわれているととらえることができます。
 一方で目の異常は、肝臓の状態が反映されると考えられています。東洋思想の根底に流れる陰陽五行という考え方でいうと、春は肝臓の働きが活発になる季節です。冬の過ごし方で書いたように冬の間は、腎臓にエネルギーを蓄えています。うまく蓄えられたエネルギーは春に肝臓に送られて、肝臓の働きを調節する役目をはたしてくれます。それが、睡眠時間が足りなかったり、疲れをため込んだり、身体に歪みがあったり等で、冬の間に腎にエネルギーをうまく蓄えられなかったりすると、春に肝の働きのバランスが悪くなります。

 このような症に東洋医学の古典の知識がどのように役立つでしょう。

 「早寝早起きして、庭園をゆっくりと歩くのもよい。髪も服もゆるめて、のびのびと意欲が湧いてくるにまかせなさい。」

「これが春のよい過ごし方である」とあります。

 肩や腕の力を抜いて、少し胸を張って冬の間に縮こまってしまった胸郭を広げてみましょう。そして両足の親指でしっかり大地を踏みしめて、いつもよりちょっと大股に歩いてみましょう。
 肺が生き生きと呼吸しはじめると身体の中にしまいこまれていたエネルギーが肺に充ち溢れてきて、春の自然の勢いに負けない熱が生まれてくるのを感じられるでしょう。呼吸が深くなると内臓も活性化されます。胸を張ると肋骨の下のほうに縮こまって圧迫されていた肝臓が解放されます。足がしっかり大地を踏みしめると大地のエネルギーが身体に流れ込んできます。春になって暴れだしている肝臓が清浄に働きはじめることを感じてください。

 いかがですか?軽い症状ならこれでも十分効果があると思いますよ。ぜひお試しください。


つらい腰痛、がんこな肩こりでお悩みの方は都筑区仲町台の整体院、東洋整体術仲町台療術センターへお気軽にどうぞ
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