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腰痛予防(その1) [身体の使い方]

 このところ一段と寒くなりましたね。
風邪などひかぬようお気をつけください。
  

 寒くなると腰痛でご来院される方がどっと増えます。整体院にとっては冬は腰痛の季節です。そんなわけで今日は腰痛予防について、書いてみたいと思います。


 ひとくちに腰痛といってもいろいろなタイプがありますが、最も多いのが、われわれが平ら腰と呼ぶタイプの歪みからくる腰痛です。このタイプの人は、ちょうど横から見ると背中からおしりまでがまっ平らになっています。場合によっては、胴体が棒のようにまっすぐで一見とてもいい姿勢に見えるかもしれません。


 そういう方はたいてい座るときも、背中を腰までぴったり背もたれにつけて座っています。ときにはそれがいい姿勢だと思ってしまっている方もいます。 
 ところが実はそれが腰痛の一因ともなっているのです。背骨を横から見たときに、アルファベットのCの字やIの字のようになっている状態は実は身体にとって自然な状態ではありません。

 ではどんな状態がよいのかというとSの字状になっているのが良いとされています。

 この図は逆Sの字になっています(実はあごが上がっていてあまりいい姿勢とはいえないのと、あまり正確な図ではないのですが・・・。

 注目していただきたいのは、背骨の腰の部分(腰椎といいます)です。背骨という言葉から、また手で触れた感覚から、背骨は背中側にあるとイメージしていることが多いと思いますが、良く見ると、特に腰や首のところでは背中側にあるのはゴジラの背びれのような突起(棘突起といいます)だけで身体を支える背骨の本体(椎体といいます)は身体の中心を通っていることが判ります。

 そうなのです。腰のところでは背骨は腰というかお腹というか、身体の中心を通ることで、前にも後ろにもニュートラルな状態でいることができるのです。であるからこそ、本来身体は腰のところで無駄に筋肉を緊張させることなく、楽な状態で身体を支えることができるようになっています。

 腰痛になる方の多くは、腰椎を背中側にあるとイメージして使っていることも一因になっています。現実の身体の仕組みとイメージしている身体の仕組みが食い違っていると、身体に不必要な緊張が生まれて、それが常態化することで筋肉が凝り固まり、痛みを生みだすことがあります。


 腰痛の不安がある方は、この冬は腰椎を身体の中心に感じてできるだけ力を抜いて過ごしてみてください。ちょっと手おくれだった方~腰痛になってしまった方は・・・、 つらい腰痛、がんこな肩こりでお悩みの方は都筑区仲町台の整体院、東洋整体術仲町台療術センターへお気軽にどうぞ


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