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肩の位置(その1) [身体の使い方]

  今朝、新聞を取りに玄関をでると、家の前の通りをジャージ姿で歩いていく男性を見かけました。健康のために、朝歩いている方をときどき見かけます。歩くのは身体にいいので、とてもいい習慣ですよね。

 ところで、今朝のその方の歩き方を見たとき、あれっ?なんか変だなあと感じて通り過ぎていく後ろ姿を見ていて気がつきました。腕が前後ではなく、左右に振られていたのです。 

 

ちょうどこんな感じです。

 

これが正常な腕の振り方ですね。

 

 何故こんな腕の振り方をしてしまうのでしょう?そして、その腕の使い方にはどんな弊害があるでしょうか?少し前のブログで腰痛について書いたとき、間違えた身体のイメージを持っていると、身体がうまく使えないと書きましたが、今度は肩の位置についてお話しましょう。

 

 その前に腕が身体にどのように繋がっているのかを知っていただこうとおもいます。つまり、肩の仕組みです。

  図のように、腕=上腕骨はまず肩甲骨と関節をつくって結合しています。

 

  そして肩甲骨は鎖骨と関節をつくっています。肩甲骨は背中などの胴体と直接に関節をつくって結合しているわけではなく、筋肉に守られながら背中をかなり自由に動くことができるのです。さて上腕骨、肩甲骨、鎖骨と繋がってきた関節は胸の中心にある胸骨と関節をつくって結合しています。つまり、腕はここでようやく胴体と繋がるのです。肩とは、この仕組みのすべてのことだと考えてください。そしてそのおかげで腕~肩は自由に動くことができるようになっています。続きはまた次回に。


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