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諸般の事情で

 突然ですが、このブログをお休みすることにしました。

 読んで下さっていた方には申し訳ありません。


 看板の絵は、インスタグラムに掲載し始めています。
 ブログは、ホームページのサーバーの方で引き続き書いていきます。

 よろしければご覧ください。


 しばらくは、コンテンツを残しておくつもりです。

 ありがとうございました。

                ココアカ

 
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あけましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。

 本日から営業開始しております。

 本年もよろしくお願いいたします。

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不容穴 [東洋医学]

 今日も、ツボのお話です。今回は、不容(ふよう)穴です。
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 胃経を上から辿ってきて、今回から胸部から腹部に変わります。

 名前の由来は、胃の上部にあってこれ以上食べ物は容れられない場所ということです。胃の入り口にあたるからという解説がよく見られますが、経絡は左右対称に付いているので、私としては、アルファベットのUとかJの字の形をしている胃の入り口もしくは出口に近い左右の高さのラインで、
肋骨に邪魔されずに触れられる一番高い位置としてとらえています。

 また、実際には胃も動きますし、形も個人差がありますから、そこに実際胃が存在していることよりも、体の設計図としてデフォルトの位置がそこにあって、本来そこに存在しているはずの場所ならではのパワーがあるのだと考えるべきだと思います。


 特に重要なのはもちろん、胃経のパワーの源である胃そのものの場所にある経穴ということですね。陰陽の表裏にあたる脾臓(東洋医学上の脾臓は膵臓も含んでいる説があります)との間に陰陽のパワーのやり取りがすぐこの位置で行われていることを感じて、力を正しく流れるように導くことが大切です。
 また、胸腹部の境界であることもあって、ここで経絡は大きく進路を変えます。そのことも、体にとって大きな影響力をもつポイントとなります。

 また、腹筋群は、このラインのあたりで、腹直筋と、腹斜筋、腹横筋の境界を作っています。経絡の流れが、筋肉の力に正しく変換されていくことも、意識すべきことだと感じます。

 このようにいろいろな意味を持つツボですが、単純に効能だけをいうならば、お腹の張りや、そこからくる胸腹部、腰背部の様々なの症状の緩和に用いるものです。

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乳根穴 [東洋医学]

 今日は久しぶりにツボのお話をします。

 前回は乳中穴でしたので、今回は乳根穴です。この経穴は乳房の付け根にあるため、この名称になったのでしょう。
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 位置としては、横隔膜があり、左側は心臓の底があり、右には肝臓の上部が接し、肺の前面は下葉の境界でもあります。
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 このように重要なポイントで、しかもねじれや固着が起きやすい場所でもあります。鳩胸のために下部胸囲が膨らんで、ダイエットしても痩せて見えない体型が気になる方にも大事なポイントです。しかし整体では、特に女性の場合直接触れることはできない部位ですので、離れた場所から届かせるように施術します。

 鍼灸では、呼吸器や乳腺、胸部痛のツボとして用いるようです。 

 整体では強く押したりグリグリしたりせず、やさしく丁寧に施術しなければなりません。当院の手法は、詳しくは膺窓(ようそう)穴のところで書いています。よろしければご覧ください。


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身体と物理的な安定 [身体の使い方]

 今年は、各地で非常に強い台風が次々発生しています。次はいつ襲ってくるか、決して他人事ではなく私達も用心しなければならないですね。

 今日もフィリピンには、あの21号よりも強力な22号が接近しているようです。あまり被害が出ないことを祈るばかりです。


 ところで、衛星写真等で見ると台風の形は、その雲が渦を巻くように中心の目に向かって集まるようにできていますね。この渦巻構造は、台風のように求心性をもった力や、逆に高気圧のように遠心性をもった力が辿りつく、この宇宙では物理的に安定した形態なのだそうです。そういわれてみると成程、銀河系の形や渦潮、竜巻などが渦巻構造であることが腑に落ちます。


 私達も、長時間座っていたりすると、よく足を組みたくなります。時折恐ろしく組んだ足を軸足に巻き付けて座っておられる方も見受けます。立っている時も左右対称ではなく、あえて片足を投げ出してどちらかの肩を下げたり上げたりしている方も、よくみると体がツイストしているのが判ります。体をねじると安定して動かなくなるので、長時間立ち続けたり、座り続けるには便利なのでしょう。
 ただ、体の組織や背骨がツイストすることを固着させ始めると、あまり良くない症状が出る原因になるかもしれません。ちょっとした腰痛や肩こりはもちろん、腕や肩が上がらないとか、背中や首が痛むなど・・・。ご来院される方を見ていると、背骨が側弯したり、指が曲がったり、足の甲や踝に痛みがでたり、片目から涙が出やすくなったり、胃が下垂したりする現象も関係あるのではないかととよく感じます。

 左右対称でいることが苦にならないためには、ちょっとしたコツをつかむといいのですが、ことばで説明するのは難しく、あえて説明しても簡単には解ってもらえないと思うので、ここには書きません。ただ、このブログをたくさん読んで下さっている方には、あちらこちらで既に読んだことのあることです。

 ご来院いただければ、言葉よりも解りやすく、お体で感じて理解していただけるよう整体させていただきます。気になる方はぜひ一度ご来院ください。




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9月になりました。

 ようやく猛暑も弱まりましたが、今度は台風に地震と新たに災害が続いています。
 被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。


 日ごろはあまり気づかずに生活していますが、このような時、我々人類が生身の姿で生きていくには、自然環境がある一定の範囲内で安定していることがなくてはならないのだと、改めて気づかされます。


 生命体の仲間には、氷河期を生き抜いたり、巨大隕石やスーパーボルケーノ後の荒野を生き抜く強い種族がいて、それらのおかげで全地球規模の絶滅災害を乗り越えて私達のような現代の生命たちにバトンを引き継いでいるのだそうです。


 逆に言えば、何が起こるかわからないこの地上で、極寒や炎熱地獄から身を守る殻をかなぐり捨てて、リスクにかけたからこそ、恐竜も人類も地上の繁栄を手にしたということになるでしょう。
 もっと言えば、私達人類の体は、地上の環境の調和を旨として、その前提に立ってリスキーに使わないと本領を発揮できないのです。

 実は腰痛も肩こりも、私たちの体の中の不得意な守る仕組みを作動しすぎると起きやすい現象です。誤解を恐れずに言えば、スポーツが体にいいのは、怪我と隣り合わせのリスキーな行為をうまくやり遂げるからこそです。スポーツをしておきながら、守る仕組みを作動させると、腰が引けたようになりパフォーマンスが悪くなるのはもちろんですが、逆に怪我をしやすくもなります。また一方で、怪我をしてしまうと、リスキーに動くのが怖くなるので、悪循環に陥って体が動きにくくなりやすいのです。


 ある意味やっかいな体ですが、天から与えられた才能でもあります。この地上に二足歩行し、腕を大きな可動域で自由に使い、脳を限りなく大きく発達させる。そんな特殊な生き物は他にはいないません。


 この人間らしさを精一杯発揮して生きていけるよう、皆様のお手伝いをさせていただくのが、私たちの仕事だと思っています。

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いい姿勢~「頭の上から糸で釣り上げられているように」とは? [身体の使い方]

 いい姿勢とはどういうものかという問題に対して、よく「頭の上から糸で釣り上げられている、もしくは釣り下がってるように」と解説されていることがあります。

 美容や健康に気をつけようと考えはじめた時、私もそうでしたが猫背だったり姿勢が悪い自覚のある方は、まず姿勢をよくするために頑張ろうとすることでしょう。
 しかし頑張れば疲れます。疲れてくるので、気がつくとまた猫背になっています。

 そこで、肩甲骨から背骨を硬めて動かないようにして釣り上げれば、ある程度この言葉に似た状態を長く維持できるかもしれません。そこでこの言葉をそういう意味だと思い込んでいる方が少なくありません。
 しかし、背骨を固めて動かないようにすれば、いつか背骨のあちこちにロックがかかって体がコチコチに固まってしまうことでしょう。ボキボキ背骨を鳴らしてロック解除すればまた動くようになりますが、動かないようにしながら動かすという、そんな酷使に背骨はいつまでも耐えることはできません。
 また、背骨が体を動かないようにロックすれば、内臓にも悪影響をあたえます。呼吸は浅くなり、循環は阻害され、消化活動にもよくありません。体も歪みます。
 手足はしびれ、膝も指も曲がって痛みに苦しむことになる場合もあるでしょう。
 ボキボキしたり長風呂したりしながら体の不調をだましだまし乗り越えても、いつか年とともに本当に大変な時が近づいてきます。

 実は「頭の上から糸で釣り上げられている、もしくは釣り下がってるように普段から姿勢を作る」という言葉の意味は、いい姿勢になるために力を入れてうまく作れた時には、自分の力で釣り上げ続けるのではなく、あたかも頭の上から糸で他の誰かに釣り上げられているように、もしくは他の誰かの力で釣り下がってるように、力を入れ続けなくてもいい状態になる、そんな姿勢~フォームが存在するという意味なのです。
 
 さてこの他の誰かとは誰でしょう?それが解かれば、いい姿勢の謎が解けます。

 それはある人に言わせれば自然治癒力というものです。自律神経という人もいるでしょう。瞑想の境地なんていう人もいるかもしれません。無意識な深い呼吸が大事という人もいるかもしれないですね。

 いずれにせよそれらはつまり、この地球の大地の上に人類が繁栄してきたこの数百万年の間継続している安定した自然界のバランス~物理法則や化学反応の安定した傾向等がもたらす力の調和~を取り入れた体のメカニズムといったものなのです。それを東洋医学では陰陽五行の調和と表現します。

 このように説明すると難しい話になりますが、実際にはもっと感覚的なものとして理解できます。

 それは歩き始めたばかりの赤ちゃんが、研ぎ澄まされた感覚で大きな頭を小さな体で支えて、腰痛や首肩こり知らずでいる時にやっていることです。野生の生き物が研ぎ澄まされた感覚で、高い運動能力を発揮しているときにやっていることです。
 
 赤ちゃんがお座りしている姿はいかにも「頭の上から糸で釣り上げられている、もしくは釣り下がってるように」見えませんか?

 年をとってもシャンとしている方も、並外れて力が衰えないわけでも、意思の力が強いわけでもありません。そのコツを知っているからシャンとしていられるのです。

 上手下手はありますが、誰もが赤ちゃんの時にはできていたはずのこの感覚を、ストレスや怪我などの積み重ねの中で、多くの方がいつしか失っているのかもしれません。
 
 この感覚を整体で感じられるように取り戻していくことをお助けするのが、当院の目指すものです。ぜひこの感覚を味わってみてください。

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自由からの逃走 [東洋医学]

 昨日、社会学者の日高六郎さんがお亡くなりになったそうです。

 あまり勉強熱心な学生ではなかった私ですが、翻訳されたE.フロムの『自由からの逃走』は基本中の基本書として読んで、それなりに感銘を受けたことを覚えています。
 第二次大戦前のドイツ国民が、封建社会から近代社会へ移行することで手にした自由によってもたらされた自由のもうひとつの側面~孤独を恐れるようになり、逆に自由から逃れるように、ナチスの狂信的な国家主義に陥っていくという内容(理解が浅かったらすみません)でした。


 人間は自由を求め、いざ自由を手にすると怖れるようになるという考えは、整体にも通じるところがあります。


 成長とともに不自由だった新生児がついには立ち上がり、いつしか我が物顔に走り出すようになります。二足歩行という不安定さとの引き換えに手にした、前後左右に自由に動き回れるこの仕組みを、大人はやがてもてあまし、背骨を固めて反り返って寄り掛かるところを求めたり、逆に背骨からぶら下げて猫背になったり、もっと安定を求めてゴロゴロ寝転がって休息したりすることを好むようになります。

 神のように自由でありたいと願った素朴な思いは、神ではなかった自分の非力さから逃げ出そうとする悲劇に終わる。

 自由をそんな風に捉えると救いはありませんが、東洋思想~東洋医学なら、ちょっと別の見方、考え方で自由を生き、自由を楽しむことができると思っています。



 そもそも自由とは西洋的な考え方では闘争と力により不自由や抑圧からの解放としてまず意識され、解放の先にあるのは、理性によって自律した市民、公民なのか、具体的なイメージは難しいですが弁証法的止揚の状態とか、あるいは神をも乗り越えた超人か、ということになるのかもしれません。人類の進化という感じですね。逃げ出したくなる気持ちもわかるような気がします。

 東洋思想では解放のその先の究極の自由というものがあるとすれば、陰陽五行の考え方で捉えることで、陰陽の中点、五行の調和の中点にあることとなり、それは一日の時間の流れの中で、一年の季節の流れの中で、絶えず変化する世界にその都度調和し対応できているという状態になるのではないでしょうか?
 ともすれば大自然や人間社会の圧倒的なパワーを前に翻弄されがちな私達が、バランスよく波乗りのようにひょうひょうと生き抜いたり、合気道のように襲い掛かるパワーを逆手にとって自らのパワーに変換する、それこそが水墨画に描かれた仙人のような存在であるということなのかもしれません。


 話が大きくなってしまいましたが、自由の不安定さをそのまま受け止め、調和~バランスすることで不安定を生き抜くだけでなく、パワーと美しさを手にする。東洋的な考え方~体の使い方の極意とは、そのようなものだと私は捉えています。
 姿勢をよくしようとすると疲れる・・・そんな風に感じている方は、ぜひ当院の整体を体験してみてください。姿勢がいいことは、調和の中から湧き上がるパワーでいい姿勢を保てる、とても楽で気持ちのいいものです。それはきっと、小さな子供のころは誰しもが多かれ少なかれ感じていたはずの腰痛や肩こり知らずの軽やかな体=初めて立ち上がって歩く自由を手に入れた時の喜びと似たものなのです。



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コルンゴルト [オススメ!]

 今日は、東洋医学でもカラダの話でもなんでもなく、私の趣味のお話です。

 普段から音楽が好きで、音楽に関するカラダの使い方について特に日ごろから研究しているので、音楽家や音楽愛好家の方もよく整体院に来てくださっているのですが、そんな好きな音楽の中で、特に好んで聴いているのが、コルンゴルトという作曲家の音楽です。


 You tubeでたまたま見つけたのですが、Korngold Slatkin BBC Documentaryというタイトルの動画で、英語弱者の私でも、BBCが制作したコルンゴルトに関わる音楽番組だということが判って再生してみたら、38分ごろに、music for deception unfortunately not used というスコアが出てきてそれを演奏しているシーンがあって、ちょっと興奮しました。 

※はじめの方一分半くらい、無音の場所があります。

 コルンゴルトのCDは結構集めているのですが、こんな未発表曲があるとは驚きました。きっと他にもお蔵入りのスコアはあるんでしょうね。彼は映画のサウンドトラックを数多く作って、ハリウッドのクラシカルサウンドの先駆けとなったともいわれています。ジョン・ウィリアムスのスターウォーズのテーマによく似た曲もあります。もちろんコルンゴルトが先なんです。

 実際このドキュメンタリーにもジョン・ウィリアムスが出ていて、コルンゴルトの音楽について語っているのです。


 興味のない方にはなんのこっちゃという話題ですが、お知らせしたくてついブログに書いてしまいました。よろしければ聴いてみてください。


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乳中(にゅうちゅう)穴 [東洋医学]

 今日は、ツボのお話の続きです。

 前回は膺窓(ようそう)穴でしたので、今回は乳中(にゅうちゅう)穴です。このツボはその名のとうり、乳頭の中心にあります。
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 鍼灸では使ってはいけないツボとされていて、母乳に関する問題がある場合などにハリやお灸以外の方法で用いますが、通常はあまり使うことはありません。

 ただし胃経の経絡は、缺盆から乳根まではこの乳頭=乳中穴のラインに直線状に並んでいるので、そのラインを探すのにとても便利な目印になります。

 整体でも直接触れて施術するわけではありませんが、肋軟骨と肋骨の境目の中央部として外肋間筋や胸横筋の重要な付着部になるため、胃経のパワーが肋骨を引き締める鳩胸の改善ポイントとして、また縦隔という胸膜や心膜、またはそこに配置される諸器官の歪みの調整するときのポイントとして意識することはあります。また、リンパや乳腺の体液の正常な流れを意識して施術するときのポイントとして使うこともあります。いずれにせよ、遠隔操作ポイントとして意識するといった使い方になります。

 このように人体の中では、とてもパワフルでしかもデリケートなポイントですので、重要なツボですが、一般の方には安易におすすめすることはできないツボ~経穴になります。

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