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9月になりました。

 ようやく猛暑も弱まりましたが、今度は台風に地震と新たに災害が続いています。
 被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。


 日ごろはあまり気づかずに生活していますが、このような時、我々人類が生身の姿で生きていくには、自然環境がある一定の範囲内で安定していることがなくてはならないのだと、改めて気づかされます。


 生命体の仲間には、氷河期を生き抜いたり、巨大隕石やスーパーボルケーノ後の荒野を生き抜く強い種族がいて、それらのおかげで全地球規模の絶滅災害を乗り越えて私達のような現代の生命たちにバトンを引き継いでいるのだそうです。


 逆に言えば、何が起こるかわからないこの地上で、極寒や炎熱地獄から身を守る殻をかなぐり捨てて、リスクにかけたからこそ、恐竜も人類も地上の繁栄を手にしたということになるでしょう。
 もっと言えば、私達人類の体は、地上の環境の調和を旨として、その前提に立ってリスキーに使わないと本領を発揮できないのです。

 実は腰痛も肩こりも、私たちの体の中の不得意な守る仕組みを作動しすぎると起きやすい現象です。誤解を恐れずに言えば、スポーツが体にいいのは、怪我と隣り合わせのリスキーな行為をうまくやり遂げるからこそです。スポーツをしておきながら、守る仕組みを作動させると、腰が引けたようになりパフォーマンスが悪くなるのはもちろんですが、逆に怪我をしやすくもなります。また一方で、怪我をしてしまうと、リスキーに動くのが怖くなるので、悪循環に陥って体が動きにくくなりやすいのです。


 ある意味やっかいな体ですが、天から与えられた才能でもあります。この地上に二足歩行し、腕を大きな可動域で自由に使い、脳を限りなく大きく発達させる。そんな特殊な生き物は他にはいないません。


 この人間らしさを精一杯発揮して生きていけるよう、皆様のお手伝いをさせていただくのが、私たちの仕事だと思っています。

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