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花粉症のツボ [東洋医学]

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 すっかりご無沙汰しているうちに、もう春ですね。。


 今年の春は花粉の量が多いようです。


 整体院にも花粉症の方が多く来院されています。



 体の歪みやこわばりは、花粉症と大きな関係があります。ですから当院では整体を受けられた方は、例外なく直後には鼻はきれいに通ります。


 ただしそのままでいられるかどうかは、歪みやこわばりの原因が一時的な疲れやストレスによるものなのか、慢性的な体の癖や、ケガその他による根深いものなのかによって異なってきます。すぐ花粉症に戻ってしまうか、しばらくは楽になれるか、あるいは収まってしまうかは個人差があるのです。


 もちろん元に戻ってしまう場合でも、少し長期戦で癖やこわばりが起きないコツをつかめばよいのです。かくいう私自身が慢性的なアレルギー性鼻炎で苦しんでいて抜け出すことができたのですから。


 また、あまりにも鼻をすすり続けると、ギックリ腰や寝違えの原因になります。毎年、花粉症がもとで腰や首の痛みでこられる方が少なくありません。皆様もお気をつけください。



 さて、今日のお題は花粉症のツボですが、実は歪みやこわばりのタイプが違えば効くツボも当然異なってきます。これは、東洋医学ならではの、「同病異治」という考え方です。


 漢方もツボも、西洋医学と異なり、病名と薬や治療法が対応しているのではなく、いわばその症状を呼び込んでしまった、その人の体のバランスの崩れを取り戻すことを療法の主眼に置いているのです。



 それでも、多くの場合有効なツボというものはあるので、それを知っておくといいかもしれません。それは、肺兪穴というツボです。背中のこのあたりのこわばりがとれて、背骨までやわらかく動くようになればかなり効きます。自分では手が届かないところではありますが、脊柱というデリケートな場所ですし、ぐりぐり押したり力ずくでほぐすのではなく、そこがやわらかく動く姿勢を心掛けることが大事です。お試しください。
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図では左だけですが、背骨をはさんで左右同じ場所にひとつずつあります。


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