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人迎穴 [東洋医学]

 9月になりました。

 なかなかブログを更新できないまま、いつのまにか8月が終わってしまいました。



 気を取り直して、久しぶりに今日は経穴~ツボのお話を書きたいと思います。



 今回は「人迎穴」です。

 この経穴は、のど仏を横にたどって胸鎖乳突筋という首を斜めに走る太い筋肉にぶつかった場所にあります。
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 名前の由来は、前に大迎穴のところで出てきましたように、迎の字は東洋医学独特の診断法の脈診(血管の拍動によって人体の状態を診る方法)をするポイントであることを指しています。人迎穴は、頸動脈の拍動部にあるのです。
 人の字は、脈診のポイントをさらに詳しく天人地(上中下)の三つに分けてとらえた時の表現方法です。


 整体では胸鎖乳突筋をほぐす技法などがありますが、私個人としては痛みが強いので直接ほぐすことは現在していません。人迎穴は、胃経や大腸経、胆経とつながっているので、それらの経絡全体や重要な経穴に気を流しながら自然とほぐれていくようにもっていきます。効果としては、首や肩のコリ、痛みによく効きます。また結果的に、血行やリンパの流れ、を改善させることにもつながります。同様に咽喉部の機能改善や甲状腺の症状の回復をねらう時にも用います。首も長くなるので美容にもよいと思いますよ。



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