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大迎(だいげい)穴 [東洋医学]

今回もツボのお話です。


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 今日は大迎(だいげい)穴です。

迎の字は大腸経の迎香穴で使われていました。
この場合は、鼻が香りを迎える~嗅覚のことを意味しています。


 大迎穴のあたりには感覚器官はありませんが、ここは頸動脈の大きな拍動を感じられる位置にあたります。また、東洋医学では脈診といって、動脈の拍動から診断をすることが重視されています。つまり、ここが大きな拍動を診る~迎えるポイントであるため、大迎穴と名付けられたとするのが、命名の由来のようです。


 この経穴は、ちょうど咬筋という噛んだり、歯を食いしばったりするときに使う筋肉の前縁にあたります。整体では、この咬筋の過緊張が、首や肩のこり、顎関節の痛みなどに関係するため、大迎穴のあたりをゆるめるように調整します。強く押すのではなく、ゆるめるポイントとしてやさしく触れていきます。
 また、前回の地倉同様、ここがゆるむと笑顔になり、胃腸にもいい効果があります。また、咬筋はこめかみとつながっているので、頭痛にも効き目があります。



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コメント 2

オカジュン765

最近朝起きると背中に激痛が・・・
一度診ていただきたいのですが、何分大阪なもんで・・・
by オカジュン765 (2010-11-14 16:47) 

ココアカ

オカジュン765さん。コメントありがとうございます。
背中の激痛、なんとかしてさしあげたいのですが、やはりお身体をみられないので、無責任なことはいえません。いい先生にめぐりあえますよう、お祈りしています。
by ココアカ (2010-11-14 22:57) 

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