神さまに好かれる話 [ココロに響いた本]
あいかわらず、次々と本を買いこんでは、次々と読んでいく日々を過ごしております。
この前の月曜日にも3冊買いこんで、もう読み終ってしまいそうなのですが、またいい本に出会ったので御紹介したいと思います。
小林正観さんの本は以前にも紹介しましたが、どういう人でどういうことを言っている人かということをお伝えするのにちょうどいいフレーズがこの本の中にありました。
『 私は40年間、今も変わらずガチガチの唯物論の立場です。ですから、「神」や「仏」を前提にしてものを考えることはありません。あらゆる宗教とは無関係ですが、私の研究から到達した結論として、
ー神・仏・守護霊・精霊が存在するー
というものがあります。
ただし、神の存在を認めても、宗教に属するものではありません。私は宗教者ではないので、神にひれ伏すことはありません。ただ、「神の力を借りる」という生き方は、けっこう楽しいものに思えます。』
どうですか?イコールではないけれど、スピリチュアルな考え方と共通するところもありますよね。
スピリチュアルな考え方には拒否反応を示す人はまだまだ多いと思いますが、多くの場合、宗教っぽく見えることが問題なのではないでしょうか?でも実際は、小林正観さんの言うように神や霊の存在を認めても宗教家になる必要はないんですよね。
さて、この本には私自身学ぶことが非常に多かったのですが、その中からひとつだけ紹介したいと思います。
「グリフィンの祈り」
大きなことを成し遂げるために、力を与えてほしいと神に求めたのに、
謙虚さを学ぶようにと、弱さを授かった
偉大なことができるように健康を求めたのに、
より良きことするようにと、病気をたまわった
幸せになろうと、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧困を授かった
世の人々の賞讃を得ようとして、成功を求めたのに、
得意にならないようにと、失敗を授かった
人生を享受しようとしてあらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと、命を授かった
求めたものはひとつとして、与えられなかったが、
願いはすべて聞きとどけられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられた
私は最も豊かに祝福されたのだ
この詩の作者は不明で、アメリカのとある病院の壁に一人のベトナム戦争の帰還兵が書きつけたものとも言われているそうです。どう思われますか?私はすごく感動してしまいました。そして自分に重ね合わせて身につまされました。
「あらゆることを喜べるようにと、命を授かった」のに、まだまだ自分は傲慢だったと・・・。
小林正観さんが、この詩を引用して伝えたかったことを知りたくなった方は、ぜひこの本を読んでみてください。
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