SSブログ

潰瘍性大腸炎その2 [何故整体師になったのか?]

 病気~身体との対話の続きです。

 

 前々回は、退院して就職したけれども身体の不安を抱えながらの毎日を送っていたところまででした。そして前回、気のボールの作り方についてお話しました。

 

 そんな若きころのある日、私は仕事中に、またもや嫌な感じの腹痛に襲われてしまいました。安静にして再発につながらないようにするべきだったのですが、仕事中ですからそうもいきません。

 

 そんなときは、お尻の穴に力を入れてなんとか我慢するというのが私のそれまでのやり方でした。

 

 ところがその日は、まるで誰かが教えてくれたかのように、いつもとは全く違う身体の使い方をしてみたのです。まずお腹が痛い時に誰もがやるポーズ(腰を引いて上体を前かがみにする)と正反対のポーズをとりました。

 

 痛いところを前に突き出し、腰をぐーっと反ってみたのです。するとそのとき、腰からおそろしいボキボキボキっという大きな音が鳴るのを聞きました。と同時に腰がとても痛気持ちよくなったことは、今でも忘れられません。

 

 嬉しくなって「これは、いつもと逆のことをすればいいのかも」と思い、さらにもうひとつのこと、お尻の穴のあたりを広げるイメージで立つことを試してみました。すると、物質ではない何か(お食事中の方はごめんなさい。つまりおならでも便でもない気体でも液体でも固体でもないなにか)が肛門のあたりから流れ出てくるのを感じたのです。

 

 それはそう、気のボールを作っている時に感じる気の感じを病的にした、いわば毒気ともいえるようなものでした。(ここでやっと気のボールの話がつながりました。すみません。長すぎですね(;^_^A)

 

 この日を境に腹痛が起きてもこのやり方で自分で治せるようになり、身体はどんなに無理をしても大丈夫な自信がつきました。事実、かなり無理もしました。そしてそれ以来、潰瘍性大腸炎らしい症状がでることは無くなり、もう17,8年は経ちます。

 

 また、身体の不思議に対する興味も増し、いろいろなことを試しました。上記の身体症状は、整体的にいうと腰椎の前湾が不足していたのと、骨盤底がかたくなって閉じすぎていて、さらに仙骨と骨盤も角度が立ちすぎたまま硬直していたということになるのですが、私の脊椎には他にもひどい側湾までありました。

 

 立って足元を見るとヘソが身体の中心線から3センチ程右にずれていました。これも試行錯誤しながら徐々に時間をかけて直していきました。その他にも自分の身体を実験台にさまざまなココロとカラダの不思議を見つけることを覚えていきました。

 

 そのうちに整体やカイロプラクティックに興味を抱くようになり、ついには仕事とするまでになったのでした。

 

 

 最後に、ここに書いたことはあくまでも私の例なので、他の潰瘍性大腸炎の方がこの方法で治るかどうかは保障できません。またこの方法の腰椎の前湾も骨盤底を開くことなども、やりすぎると別の意味で良くありません。自分は自己流でやっておいて言うのも何ですが、整体やカイロのいい先生に療術、指導してもらいながら姿勢を直していくことをおすすめします。そうすれば、治るかどうかは別として、いろいろな意味で身体の不調が改善されていくことは間違いありません。

 

 

 つらい腰痛、がんこな肩こりでお悩みの方は都筑区仲町台の整体院、東洋整体術仲町台療術センターへお気軽にどうぞ
>


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ゼラニウムご意見、ご感想 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。