潰瘍性大腸炎その1 [何故整体師になったのか?]
ホームページの方にも書いてありますが、私の身体は数年前までひどい歪みを抱えていました。今もまだ課題が無いわけではありませんが、以前は本当にひどいものでした。
良くなったのは、当然整体を勉強する中で何度も療術を受けたからでもありますが、若いころに大病を経験して、自分の身体を見つめ、身体と会話しながら生活する癖がついたことも大きかったと思います。
大病というのは潰瘍性大腸炎。子供のころから下痢症で腸は弱かったのですが、大学受験のころ下痢と激しい腹痛が続くようになり、次第に悪化して血便が止まらなくなり、潰瘍性大腸炎と診断されました。
体重もげっそりと落ち、一時はこのまま死ぬのかもと思うこともありました。幸い薬と二週間の入院生活の結果下痢が止まり、出血も徐々に少なくなりました。(あの時はうれしかったなあ。退院した後食べた母の作ってくれた食事のおいしかったこと。)
しかし、この病気は西洋医学では、治療法が無いので、一生つきあっていかなければならないと宣告されました。潰瘍が消えることはなく、再発を繰り返す病気なので、できるだけお腹をこわさないよう注意しながら生活すること、定期的に通院すること等を申し渡されました。
なんとか大学を卒業し、無事就職しましたがバブル景気の中、要求される仕事は無理をしないですむようなものではありませんでした。無理をすれば、下痢が始まることは経験で知っていたので、会社の中でセミリタイアして気楽に生きるしかないのかと暗い気持ちで過ごしていました。
そんな毎日の中、ふと手にした雑誌に簡単な気功法の紹介記事があり、見よう見まねで、両手の間に気のボールをつくることに成功しました。そのことと、病気のおかげで、なんとなく自分のカラダの気の流れを感したり、カラダの訴えることに目を向け、耳を澄ますようになったのです。次回は気のボールの作り方(簡単ですよ)と病気との対話の続きを書きますね。
つらい腰痛、がんこな肩こりでお悩みの方は都筑区仲町台の整体院、東洋整体術仲町台療術センターへお気軽にどうぞ
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