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手の癒し [療術雑感]

 先日出勤のため朝、いつもの道を駅に向かって歩いていると、上級生たちに手を引かれて楽しそうに学校へ向かう入学したばかりの一年生たちとすれ違いました。

 

 小さい子供って手をつなぐことが好きみたいですね。それがだんだん大人になると、なんとなくよそよそしくなって、人と手をつなぐことなんてめったになくなってしまうんですよね。ところが子供を育てる年になるとまた当たり前のように手をつないで歩く日々が戻ってきます。子供は自然になんのためらいもなく、親やそばにいる頼れる人の手を求めてきます。


 

手をつなげない赤ちゃんやペツトと触れ合うスキンシップにもとてもすばらしい幸福感がありますが、手と手をつないだときの幸福感は、またちょっと違った何か心に灯りがともるような幸せを感じさせてくれますね。


 

よく手には不思議な力がある。手当をするというけれども、手を患部にあてることがそれだけで治療効果があるといいます。私たち整体師はそれを実際に肌で感じていますし、今ではいろいろな方法でそれが実証されてきています。私も気功を学んでいますが、人の手にはもともとそういった潜在能力があって誰でも本来はできるものであり、気功を学ぶということはそれを思い出すだけなのだという話を聞いたことを思い出しました。

 

  ちなみに私の学んだ東洋整体術の学院長は、気の力で患部に触れずに骨をグイグイ動かしてしまいますが、それでも手技にこだわり、実際に手をあてて療術するこの東洋整体術の技術のすばらしさを大切にしています。私も少しでも多くの患者さんにこの手技の効果を体験していただけたらと思っております。


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